米軍ヘリコプター不時着に関する申し入れ

２０２４年８月６日

防衛大臣木原稔殿

日本共産党神奈川県委員会委員長藤原正明
（同）神奈川県議団団長大山奈々子
（同）海老名市議団団長鈴木才代子
（同）綾瀬市議団団長上田博之
（同）座間市議団団長守谷浩一
（同）大和市議団団長高久良美

米軍ヘリコプター不時着に関する申し入れ

　８月３日午前１０時５４分頃、米バージニア州ノーフォーク海軍基地の第１５ヘリコプター機雷掃海飛行隊に所属する MH-５３E（通称シードラゴン）が海老名市社家の水田に不時着し、午後０時４０分頃に離陸した。今回の不時着は「予防着陸」と発表されている。
　ヘリコプターの不時着した水田では、緑のイネが数メートル四方にわたって倒れ、一部が枯れたように変色していた。田畑や民家、物流倉庫などが混在する地域で、現場から数百メートルの範囲には小学校や特別養護老人ホーム、東名高速道路もあり、場合によって大惨事の事故につながっていた可能性もある。また、基地周辺自治体においても起きうる出来事であり、住民を大きな不安に陥れている。
　あらためて、安全対策の徹底や二度とこのようなトラブルが起こらぬよう、以下の点について要望する。

記

１）不時着した経緯と原因究明を早期に求め、明らかにすること

２）安全対策の徹底、住民への適切な情報提供を強く求めること

３）再発防止策の実施と同型機の安全が確認できるまで、飛行停止を求めること

４）被害への誠意ある完全な補償を米軍に求めること

５）被害・迷惑をうけた住民に対し、米軍としての謝罪を求めること

６）人口密集地に存在する厚木基地は非常に危険なため、米国に即時返還を求めること

以上

日本共産党神奈川県議会議員団

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