日本共産党神奈川県議会議員団

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政策・提案・見解
2024年5月20日

自民党県議団の県政調査において松田良昭議員が視察を中断し途中帰国したことについての申し入れ

神奈川県議会議長 加藤 元弥 殿

2024年5月20日

日本共産党神奈川県議団団長 大山奈々子

自民党県議団の県政調査において松田良昭議員が視察を中断し、
途中帰国したことに関する本人の謝罪と経過説明及び再発防止策を求める申し入れ

 日頃からの円滑な議会運営の推進に敬意を表します。

 4月10日に開催された団長会において、自民党県議団団長から、3月26日から3月31 日まで行った県政調査において松田良昭議員が、議長や自民党団長に伝えないまま、視察を途中で切り上げ、帰国したことについて謝罪がありました。

 松田議員は、この県政調査の調査団団長として、責任のある立場であるにも関わらず、調査団にも突然の報告で帰国したとのことで、この行動自体が問題です。

私たちは団長会の後に謝罪があったことを聞きましたが、議会としては大きな問題であり、本人が議会の公式な場で謝罪をすることが必要と考えます。

 

そもそも県政調査は、議会で議決した議員派遣であり、公務です。それを途中で帰国することは、議会の議決をないがしろにするものであり、視察そのものの必要性も問われることになります。

 今回の帰国理由は私的な都合と報道されていますが、公務よりも優先される私的な都合とはどんなものなのか明らかにするとともに、帰国するにあたり、飛行機のチケットやホテルのキャンセルなどの手続きは、いつ、誰が行ったのか。さらに、途中帰国について事前に誰にも知らせていなかったのかなど、視察を途中でやめた経過を明らかにし、今後このようなことが二度と起きないように再発防止を図る必要があります。

 そこで、以下の点を要請します。

1 松田良昭議員本人が、議会の公式な場で謝罪をすること。

2 帰国理由と飛行機の手配やホテルのキャンセルなどの諸手続きをいつ、だれが行ったのかなど、費用負担を含め経過を明らかにすること。

3 今後このようなことが起きないように、再発防止策を示すこと。

以上


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