厚木市七沢の『神奈川県総合リハビリテーションセンター』(略称リハセンター)の指定管理者である、『社会福祉法人 神奈川県総合リハビリテーションセンター事業団』(略称リハ事業団)で、今、給与の大幅引き下げが職員に提案されています。
理学療法士の例では55歳で月額63000円・年額134万円余、21.07%の引き下げで、「真剣に転職を考えている」など職員の悲痛な声が寄せられています。
リハ事業団は県が設立したもので、県は「リハセンターが、高次脳機能障害に対する高度なリハビリテーション医療、重度・重複障害を伴う脳血管疾患、合併症を抱える障害者に対する医療など民間では対応が困難な新たな役割を果たしていくためには、リハ事業団が培ってきた高度な専門技術やノウハウが不可欠」としています。
職員の処遇もそれ相応となるよう、県が役割を発揮して適切に対応することを求めました。