日本共産党神奈川県議団は、「県立津久井やまゆり園」で起きた相模原障害者施設殺傷事件について以下の様なコメントを発表しました。
7月26日未明、相模原市にある障害者施設「県立津久井やまゆり園」(指定管理施設)で元職員の男性が施設に侵入し、入所者などを刃物で襲い19人が死亡、26人が負傷するという重大な事件が起きました。亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の回復を心からお祈り申し上げます。
今回の事件は、深夜の職員の少ない時間帯に、障害のある方をねらった残忍な犯行であり、強い憤りを感じます。到底許すことはできません。
このような事件が、県立施設で起きたことについて、防ぐことができなかったのかと痛恨の思いでいます。
今後、事件の全容が明らかになると思いますが、事件の原因や背景、犯罪防止の対応などを徹底的に調査し、このような事件が二度と起きないよう県に対し責任ある対応を求めていきます。
また、被害にあわれた入所者、ご家族、施設職員等関係者の心のケアなどの支援も大変重要になります。
日本共産党神奈川県議団は、障害者を守る社会と政治の実現、障害者福祉の充実のため、さらに全力をあげる決意です。
2016年7月27日
日本共産党神奈川県議団
団長 井坂新哉