12月8日は、木佐木ただまさ議員が一般質問にたちました。木佐木議員は、将来の不安から、借金になる奨学金を借りることをためらう高校生がいることを紹介し、県内すべての高校生に教育の機会を確保し、学びを支えるためには、返済不要の給付制奨学金の拡充が必要と求めました。
教育長は、経済的に課題を抱えた生徒への就学支援は大切で奨学制度の維持改善とともに、国に制度拡充を働きかけると答弁しました。
介護人材の確保対策の拡充と労働環境と処遇の改善を
今年4月に介護保険制度が改定された結果、県所管地域の介護事業所の廃止件数が前年比で1・5倍に増加し、介護人材不足も深刻になっている事態などを示し、国に対して、介護保険制度の抜本的な見直しを求めるよう要求しました。
知事は、国は介護現場の実態を調査し、認識しているので、抜本的な見直しは必要ないと、深刻な介護の現場を放置する答弁をしました。
「米原子力艦船の配備撤回を求めよ」仮定の質問には答えない…知事
横須賀配備の原子力艦船の原子力災害は、首都圏3000万人以上にかかわる大問題です。こうした人口密集地に原子炉があるのは、世界でも例がありません。
木佐木議員は、事故に対する避難計画が策定できないのであれば、原子力艦船の配備撤回を求めるべきと、知事の見解を問いました。
知事は、避難計画ができないようであればという仮定の質問にはお答えできないと答弁しました。