●入札制度の改善と公契約条例について
神奈川県は、かながわ方式として入札制度の改善を行っています。2014年度から試行として「いのち貢献度指名入札」を行っています。災害時の復旧、復興には地元の建設業者の活動が大変重要なので、災害協定を締結している団体に加入している業者を指名しているものです。
また、ここ3年間で設計労務単価が30%引き上げられました。その引き上げられた分が現場の労働者の賃金上昇につながっているか、その調査をどのように行っているかなどを質疑しました。
現場労働者の賃金アップは、労働者にとって重要であるとともに人手不足や後継者不足が深刻になりつつある建設業者にとっても大切です。
公契約条例の制定は、このような現状を変えるためにも大変重要なものです。引き続き、条例制定に向けて取り組みを広げたいと思います。
●地元の要望を大切に
東京2020オリンピック・パラリンピックについては、江の島大橋や弁天橋、トイレ、歩道のバリアフリー化など地元から出されている要望を受け止めて対応するよう求めました。