第3回定例会の10月14日(金)、大山奈々子議員は、他の議案や請願、意見書にかかる反対討論を行いました。
県立保健福祉大学の独法化はやめるべき
補正予算には県立保健福祉大学の公立大学法人移行準備費があります。独法化は、評価委員会の評価を受けることになり、短期的な成果の追求に陥りがちです。
大山奈々子議員は、大学には、長期的な見通しの下に自由な研究ができる環境が必要であり、大学の自治自立を阻害し、研究基盤を衰退させる独立行政法人化には問題があるとして反対しました。
水源環境の保全は一般財源で
水源環境の保全・再生施策は重要な課題ですが、計画には治山や林業事業などが含まれており、こうした事業は一般財源で対応し、水源環境税を延長し、県民に負担増を求めるべきではないと反対しました。
中学校給食を県内に広げるために補助制度を
神奈川県市長会から初めて中学校給食の補助制度の創設の要望が出されています。県は財政的に市町村を支援し、中学校給食を県内に広げるため、県の補助制度創設を主張し、請願は採択するべきと述べました。