日本共産党神奈川県議会議員団

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政策・提案・見解
2016年11月21日

政務活動費「富山市議会などと同じ問題が神奈川でも」

 いま富山市議会をはじめ、各地方議会で政務活動費の不正使用が問題となっています。神奈川県議会でも同様の問題(3年間で500万円超の不正使用)が生じていることをご存知でしょうか。

 昨年から鎌倉市選出のN県議(会派:「絆の会」。この問題の発生当時は(自民党県議団所属))は、ホームページの作成費用について、支出のないものを会計の担当者が架空の領収書を作ったと監査で指摘されました。また、県政レポートの印刷代金や配布の費用についても不正支出の疑いが指摘されており、議員辞職を求める陳情が昨年から何回か出されてきました。

 こうした中、県政レポートについて今年8月3日「不当利得と考えられる」と横浜地方裁判所が判決を下し、監査よりも踏み込んだ結論が出されました。

 判決を受け、今議会に「N議員を県議会として議員辞職させることを求める陳情」が出されました。

 この陳情は10月14日(金)の議会運営委員会で審議され、共産党の「主旨了承」に対し、自民党、かながわ民進党、公明党、県政会、県進会の「係争中(裁判中)のため不了承」との意見が多数となり、不了承となりました。

 いま県民から、政務活動費の不正は許さないという声があがっています。共産党は、政務活動費の不正使用を許さないたたかいを強めていきます。


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